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OperaMobileをF-12C向けにカスタマイズする [スマートフォン]

スマホ用のWebブラウザをいくつか使ってみましたが「これ一つでOK」というものにまだまだ出会えていません。
前の記事でも書いたとおり、最近まで「AngelBrower」をメインに使っていました。
ところが「OperaMobile」で詳細なカスタマイズを行ったところ、これがとても使いやすい。
まだまだ100点をあげられませんが、ストレスフリーに使えます。

<OperaMobile そもそもの特徴>
■PC形式の表示であれば、ほぼ問題なく表示できる。
個人の指向の問題ですが、情報量の多いPC形式の表示を好んで使っています。
Operaは少なくとも私がブックマークしているサイトはすべて問題なく表示してくれます。
後で書きますが、うまく表示できないスマホ形式のページもPC形式なら全く問題なしです。

■表示さえしてしまえば、画面はヌルヌルにスムーズだ。
これ、本当に大きいです。他のWebKit系のブラウザと比較して格段にヌルヌルです。
気にしなければ気にならないのかもしれませんが、一度Operaを使ってしまうと、この快適さは捨てづらいです。

■履歴・パスワードを記録してくれるので、キー入力の手間が省ける。
スマホでこれらを記録するのは危ないという意見もありますが、
とくにスマホは電車の中や車の中など不安定なところで使う事が多く、ID/Passを打つのが面倒な事が多いだけにやっぱり便利。

■ブックマークの管理がPC(上のOpera)で出来る。
具体的にはOperaLinkという機能なのですが、要はスマホ画面でブックマークの編集をしなくて済みます。
ブックマークの整理は画面をたくさん上げられるPC上が絶対に使いやすいです。


<そのまま使うと不便な点>
Operaをこれまで使っていなかったのはこんな理由があったからです。
■スマートフォン用ページに飛ばない/表示が崩れる。
スマホ用サイト表示を重視していないようで、そもそもスマホ用サイトに飛ばない事が多いです。
さらに飛んでも、画面が崩れてきちんと読めない事が多々ありました。
読めないのはちょっとなぁ、、、という印象でした。

■画面のフォントが今ひとつ、、、
きちんとゴシック体で表示されているのですが、海外の日本語看板で出会うような少々クセのあるフォントです。
F-12Cのフォントは「モリサワ UD 新丸ゴ」が使われており、標準のブラウザもこれで表示されているようです。
「モリサワ UD 新丸ゴ」の表示を見てしまうと、標準のゴシック体は、、、うん、ちょっとね、という印象でした。

<不便な点はこうやって解決>
OperaはURLに”Opera:config”と入力する事で、詳細なカスタマイズが行える「設定ファイルエディタ」を呼び出せます。
ここでいくつか調整すれば、上記の不便な点を解消できます。(でも、完全ではないです。)
以下F-12Cでの設定です。他の機種でも大体同じようなものではないかと思います。
■UserAgentを個別設定する
スマホ用サイトに飛ばしてあげるため、UserAgentを個別に設定します。
「設定ファイルエディタ」に”UserAgent”という項目があります、、、が華麗にスルーして
”User Prefs”→”Custom User-Agent”を以下のように設定します。
※標準ブラウザが吐き出すUAの値です。

Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.4; ja-jp; F-12C Build/F0001) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like
Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1

これで概ねスマホ用サイトが正しく表示されるようになります。
ただし、完璧ではなくて表示崩れは起こります。たとえば、、、
・google検索 画面上部のタブが表示されない。
 →スマホでは個別にアプリがあるから、必要無いと言えば必要ない。もちろんPC用は正常に表示。
・Yahooのトップ画面がかなりおかしい。
 →確認しているのはトップだけ。オークションやグループスは正常表示。私が利用する範囲では問題なし。
・Ajax表示がダメみたい。
 →Yahoo地図が代表例。あとChan-toruの番組表もダメみたいです。地図はGoogleMap使うから良いけど、Chan-toruは困った。

■フォントを変更する
adbを使って/system/fonts/を覗いてみると、内蔵フォントはこんな感じ。

MotoyaFallback.ttf
Clockopia.ttf
DroidSansThai.ttf
DroidSerif-Bold.ttf
DroidSansFallback.ttf
DroidSans-Bold.ttf
DroidSerif-Regular.ttf
DroidSerif-Italic.ttf
DroidSansArabic.ttf
DroidSansHebrew.ttf
DroidSansJapanese.ttf
udsrgr.ttf
DroidSansMono.ttf
sgr.etf
DroidSerif-BoldItalic.ttf
DroidSans.ttf
MTLmr3m.ttf

ええっと、「モリサワ UD 新丸ゴ」らしきファイルが見当たらないです。
何故でしょう?何故かしら? root取られた方でより深い解析された方、情報共有いただけると助かります。

そのかわりMTLmr3m.ttf = モトヤLマルベリ(MotoyaLMaru)があったので、これに切り替えます。

切り替えはまたまた「設定ファイルエディタ」を使います。
”CSS Generic Font Family”内の”Droid Sansほげほげ”の記述を→”MotoyaLMaru”に書き換えます。
※ ファイル名と設定値が異なるところがくせ者です。 
 また”Fonts”の項目もあるので、こちらも書き換えられるのですが、なぜか反映されません。

ただし、こちらも完璧ではないです。
具体的にはページタイトル等のアプリケーションが表示しているフォントはゴシックのまま。
ここは”Fonts”の項目で設定されているんだと思うのですが、反映されないです。
これも何故でしょうね??



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