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iPhone4からドコモのスマホに変えてどうだったか?(docomo F-12C) [スマートフォン]

携帯をドコモのAndroidスマホ(F-12C)に変えて1ヶ月が、
そして同時にiPhone4を手放して1ヶ月が過ぎました。
iPhone対Androidという話は色々なところでされていますが、私なりの印象をまとめておきます。かなり総論ですが、これからスマホ購入を検討する人の参考になればと思います。

■正直、どちらでもよい。
いきなり結論ですが、本当にどちらも一長一短です。
吊るしで使う分には絶対にiPhone4Sの方が使いやすいですが、少し凝ったことをさせようと思ったらAndroidが便利で、私が思いつくようなアイディアは殆どAndroidMarketのアプリで実現されています。
なので、、、例えば噂が飛び交っている「2012年中旬にdocomoでiPhoneか?」が実現したとしても、、、、悩みます。
非力のマシンスペックのF-12Cですら、今はとてもヌルヌル・サクサクですから、OSのアップデートとハードの進化で操作感は今しばらくの間でiPhoneに追いつく印象。
一方でシンプルで洗練されたiOSのUIが、iCroudの概念が入ってきたりで少々複雑になりすぎて来た印象があり、今後本当にiOSの利点を失わずにいられるのかが気がかりです。

■製品のベクトルが違う
悩む理由は、実のところ製品の目的が違うから何とも比較できないのかな?
というところです。端的に例えると、こんな感じです。
iPhone:白物家電、iPodの延長
Android:コンピュータ、電話の延長
これら4つの延長機能のどれを使いたいかで印象が決まる気がします。


■1ヶ月使っての印象
<iPhone>
iPhoneはとてもよい意味で、使い勝手が洗練されて完成していると感じます。
それはまるで、冷蔵庫や電子レンジやテレビのような印象で、買ってきてすぐになんとなく触れば普通に使えるのと同じです。
決まった手順で触ってあげれば概ねのアプリは動かすことができるし、面倒なOSのパッチや音楽・アプリの管理もMacとケーブルつなぐだけでok。
いじりすぎて、システムを壊してしまうことも無い。
簡単なことのようで、これはとても難しいことだとAndroidスマホを触ると強く感じます。

ただ、裏を返すと「何かトラブルが起こると自分ではどうにもできない」ことが気になります。
例えば「iPhoneは勝手に通信し続けて電源減りまくる」なんてことがありました。
何でかはツールやログも使えなかったので結局調べられずじまい。
※この件はSafariでgoogleニュース閲覧後ホームボタンで戻ると、裏でgoogleニュースの更新を行っていた様子。(あくまで経験的な推測)

また、影が薄くなっていますが音楽プレーヤとしての能力は高いです。
というより、基本的なところをきちんと維持しているということです。
Android携帯では電池を持たせるためでしょうか、まめにイヤホンからプチっとスイッチの切れる音がしたり、無音時のホワイトノイズ(サーという音)が少し気になったりします。プレーヤにも依存するのでしょうが、再生テンポが「?」ということも結構あります。
その点、iPhoneはこのようなことは皆無でした。無音時は徹底的に無音であり、同じ曲を同じように再生し続けてくれました。

<Android(F-12C)>
Androidスマホは「気に入らないところをカスタマイズできる」というところに尽きます。
Webメインで使いたいのか、とにかく長時間動作させたいのか、ゲームをゴリゴリやりたいのか、、、などなど目的に合わせてアプリを入れ替えれば尖がった端末に仕上げられます。
ただし、この特徴は諸刃の剣で、目的が曖昧だと(操作感もふくめて)「ボヤーっとした」端末になってしまうこと。
一番わかりやすいのは、買ってきたばかりの端末は正直すこぶる使いづらい。
たとえば標準のWebブラウザも少し重いのですが、ちょっとした操作や調整でヌルヌル・サクサクになったりします。
※ドコモショップやヨド・ビックの端末を触ると「使いづらいなぁ」と感じるのはある意味当たり前だと思います。

で、その調整も本当に変えてしまってよいものか?元に戻せるのかどうか?とても不安です。
実際、端末をファクトリリセットした場合、現在と同じようにデータや設定を戻せるのかいまだにわからない。
Webの情報や何回かの実験を繰り返すことで、思ったような端末に仕上がってゆく感じです。
これはガジェット類に興味がある人は良いのですが、そうではない人(そしてこういう人が大多数を占めると思う)にはやはりハードルが高いと思います。

しかし一方でAndroidスマホ(少なくとも私が使っているF-12C)は電話機としての能力はガラケー並みの安心感があります。
比較が「iPhone&SoftBank」対「F-12C&docomo」になってしまいますが、
少なくとも都心と横浜周辺では電波の掴みはF-12C&docomoがはるかに上です。
とにかく圏外が少ない。ビルの中、疾走する電車の中、アンテナなんか見当たらない多摩川川の陸橋の上であろうと、、、とにかく拾ってくれます。
公衆無線LANと3Gとのハンドオーバ(電波の強いほうに切り替える機能)も目に見えて速いです。
※Wi-Fiの自動ログイン機能を使って電車に乗っていると、これ重要だったりします。

2011年冬発表の某機でいろいろありちょっと書き辛いですが、少なくとも富士通製F-12Cは電話機・データ通信機として使いやすい端末です。

■最後にまた本音を
いま、iPhoneとAndroidで悩んでいる人は、どちらを買っても後悔しないと思います。
思い切って決めてしまいましょう。
ただし、ガラケーとスマホで悩んでいる人は、、、買い替えは止めておいたほうが良いです。
きっと電話とメールとマクドナルドのクーポンくらいしか使わなくなってしまいます。
※まあ、うちの妻がそんな感じです、、、

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