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OperaMobileをT-01D向けにカスタマイズする [スマートフォン]

噂では2012年2月27日から開催されるMobile World Congress 2012にて次期OperaMobileが発表になるとのこと。
すごく期待する一方、きっとインスト・アンインスト繰り返しになりそうなので、現在のT-01DでのOperaMobileの設定を自分用にまとめておく。たぶんF-05Dでも使えるんだと思う。


1.フォントの設定
デフォルトだと外国風の「DroidSans」になってしまうので、T-01Dに準備されている「UD新丸ゴ」に変更する。
- opera:config→CSS Generic Font Family 以下の設定値を
「TT-UDShinMGo-F-Droid-Regular」
  に変更。
- 念のため、opera:config→Fonts 以下の設定値の「DroidSansほげほげ」を
「TT-UDShinMGo-F-Droid-Regular」
  に変更。
- (重要)キャッシュが残っているとフォントが反映されない場合があるのでキャッシュをクリアすること。
  クリア方法はいくつかあるが、手っ取り早いのはmnt/sdcard/opera/chashをフォルダごと削除する。


2.Custom User-Agentの設定
設定→詳細ツール→UserAgentを「mobile」にしてもA) PC用サイトが表示で表示される場合やB) Webkit用にカスタマイズされたサイトでは表示すら弾かれる場合がある。
A)の例はGoogle検索、Yahoo系のページ、B)の例はドコモのSPモード用ページ、chan-toruなど。
どうしてもこれが許せない場合は、UAを標準ブラウザのものに偽装することで回避できる。
- opera:config→User Prefs→Custom User-Agentに
「Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.5; ja-jp; T-01D Build/F0001) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1#」
  を設定する。
<注意>
UAを偽装したからといって、すべての問題が解決するわけではない。
T−01Dは画面も大きく解像度も高いので、PCサイトの方が使いやすい事の方が多い。
(例)
・A-1 google検索画面上方のタブが正しく表示されない
・A-2 Yahoo地図のスクロールレスポンスは非実用レベルの動作速度
・A-3 Mzoneエリア検索(スマホ用のページ)の地図表示が非実用レベルの動作速度
 (訂正)いま確認したら、読み込みは遅いけどヌルヌル動いた!!
・B-1 chan-toruの番組表はスクロールが全く出来ない


2-1.(A-1対策)Googleモバイルサイト用CSS設定
表示のみの問題ならば、指定ドメイン用のCSSファイルを準備すると回避できる。
2chのOperaMobleのスレでCSSファイルが公開されていたのでこれを利用。
★本当に素晴らしいCSSです。提供された方に心から感謝します。
- 任意のフォルダ(ここではmnt/sdcard/opera/css)に「override.ini」を作成。
- override.iniに以下内容を記述して保存。
-----------------
[Override]
www.google.co.jp
www.google.com

[www.google.co.jp]
User Prefs|Local CSS File=/mnt/sdcard/opera/css/googlesmartphone.css

[www.google.com]
User Prefs|Local CSS File=/mnt/sdcard/opera/css/googlesmartphone.css
-----------------
※記述にはJotaTextEditor等のエディタ利用が便利。
- Googleモバイルサイト用CSSをoverride.iniに指定したフォルダ(mnt/sdcard/opera/css)に配置。
  ※肝心のcssファイルは私に著作権無いので、ググって探してください。
- opera:config→User Prefs→Overrides Fileを修正。
 「選択」ボタンを押下して、先に配置したoverride.iniを指定。


2-2.(A-2、B-1対策)Choose Browserのインストール
簡単な話で、Operaでは正常に動作しないサイトはWebkit系のブラウザで見ればよい。
別のブラウザに当該サイトをブックマークしておくよりも、Operaで動作しない場合にそのサイトをWebkitブラウザに飛ばす方が運用も管理も楽だと思う。
ChooseBrowserというアプリを入れておくと、共有ボタンを押すことで表示中のサイトURLを別のブラウザに飛ばせる。設定は特に必要なし。
飛ばし先のブラウザは標準ブラウザで良いが、私は使い勝手の良いAngelBrowserを利用している。


3.Cashの設定
うまく調整すると速くなるはずだけど、まだ調整不足のところがあるので詳細は書けない。
傾向としては、画像キャッシュ(Figure)をあまり大きくすると表示が化ける事がある様子。
取り急ぎ画像キャッシュを512→1024へ。
- opera:config→Chash→Figureの設定値を「512」から「1024」
※このくらいだとあまり体感できない。

DiskCashの項目をうまくいじると快適になりそうだが、まだ試せていない、、、あ、Sizeの値を「40000」に変更してました!


4.画面アップデートディレイ時間の設定
画面書き換えを開始するまでの待ち時間設定の様子。
これもあまり調べ切れていないので詳しく書けないが、効果は絶大に体感できる。

設定項目は2つ。
Styled First Update Timeout(最初の描画の前にスタイルシートのロードを待つ時間)
Update Delay(指定した間隔でページを表示:上記タイムアウト後やリロード後のディレイタイムか?)
1つ目の方が10秒(10000ms)の初期設定を修正すると、画面表示開始が速くなる模様。
どちらもopera:config→User Prefs以下にある。
- Styled First Update Timeout 10000→2000へ
- Update Delay 2000→1000へ

ちなみにStyled First Update Timeoutを1000にしたときには「スタイルシートの解析ができませんでしたウンヌン」といったエラーが何回か出たので、闇雲に下げれば良いわけではない様子。
br /
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